海外進出を予定している企業様と面談させていただく時に、「資本金を幾ら
にすれば法人が設立できますか」、と質問を受けるケースがあります。各国、
そして業種により、資本金の金額が制限されているケースがあり、任意に設定
できないこともあります。そのため、設立前の計画作成時に調べておくことが
重要です。

 そして、資本金の設定時に各国共通で気をつけていただくべきことは計画に
基づいた金額で資本金を設定しているか、という点です。なるべく小さな投資
で始めたいという意向は十分に理解できますし、そうすべきケースもあると思
います。しかしながら、資本金を低く設定していると、資金が足りなくなり海
外現地法人へ資金を送る必要がでてきます。増資や借入時は進出国にもよりま
すが、届出の提出、申請書の提出等の手続きが必要になるケースが多くありま
す。また、その手続きが日本に比べて簡易でなく手続きに時間を要する場合が
あります。

 小さな資金で始めることも重要ですが、計画に基づきある程度余裕資金を準
備して投資いただくことをお勧めします。