税理士法人名南経営 国際部ブログ

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2013年07月

増値税の取扱いについて、新たな規定がでており、
増値税の納税について、8月以降に影響が出る可能性があります。

新たにでた通知は、
「輸入仕入増値税領収書において「先照合・後控除」の原則を実行する事項に関する通知」
(国家税務局総局税関総局公告2013年第31号)
となります。

ポイントは、7月1日以降に発生する中国国外調達にかかる仕入増値税について、
税務局の認証を受けて初めて、売上増値税と相殺・控除ができる、というものです。

ここで簡単に、増値税の納税について説明をします。

納付すべき増値税額 = 売上増値税 - 仕入増値税

日本の消費税と同様に、売上にかかる増値税から仕入にかかる増値税を
控除した差引残額を納税するのが原則的な取扱いとなります。

今回、変更があったのは、この仕入増値税の取扱いの変更です。

従来は、中国国外調達にかかる仕入増値税については、支払後、データが税務局へ自動的に
リンクされ、納税者サイドの手続き不要で、売上増値税と相殺・控除することが可能でした。

今回の改正に伴い、中国国外仕入増値税について、納税者サイドで「認証」手続を行った後、
初めて売上増値税と相殺・控除することが可能になりました。

実は、中国国内調達にかかる仕入増値税については、
以前より「認証」という手続が必要でした。

今後は、中国国外調達にかかる仕入増値税についても、
同様に「認証」という手続きが必要になりました。

結果、中国国外調達のウエートが大きい現地法人については、
今後この「認証」手続を確実に実行しないと、仕入増値税の相殺・控除が
先送りとなり、増値税の納税額が増加する可能性があるので、
注意が必要です。


 先週から上海におりますが、昨日辺りから暑さのレベルが上がり、外に出ると
 熱い空気層に取り囲まれた感じのある、上海の夏という感じです。

 さて、今日、ご紹介するのはこちらの建物です。

写真
こちらは、上海の虹橋地区にこの春オープンした、
通称:ヴィトンビルです。

いわゆるルイヴィトン・バーバリーなどの高級ブランドが多く出店し、
デインタイフォンなどの飲食店も出店しています。

5月に訪れたときは、まだまだ認知度が低く、人もまばらでしたが、
最近は週末など多くの人でにぎわっているようです。





このビルを見ながら、最近みたニュースを思い出しました。

ひとつは、2013年の下半期に上海市においてショッピングモール等の
商業施設の開業が相次ぎ予定されており、2000年~2013年上半期の
累計供給量のおよそ2割にあたる249万平方メートルが供給される
見込みとのこと。

あらたにショッピングモールがオープンしたと聞くと、とりあえず行って
みるのですが、決してすべてのショッピングモールが大繁盛している
訳ではなく、むしろその逆で店員がいかにも手持ち無沙汰にしている
様子をよくみます。

中国では、やはりタオバオなどのネットショッピングが普及しており、
実際のショッピングセンターでの購買は、一般消費者にとって、
決してメインの購買活動ではないのに、こんなに供給して大丈夫なのか。。。
と思ってしまいます。


もうひとつのニュースは、こちらは上海ではないですが、成都の百貨店が
ビルオーナーとテナント料でトラブルになり、営業停止になったというもの
です。そのトラブルの原因となったテナント料について、5倍アップを要求
されたとされています。

5倍って。。。と思われるかもしれませんが、中国においては、賃借料の
引き上げは一般的に行われています。契約更新時において、業績が
よさそうであれば、もしくは、他の物件との比較でまだ引き上げ余地が
あると判断すれば、このような引き上げ打診もあり得る話です。

今後、中国は世界の市場となり、その消費の伸びに注目が集まりますが、
上記状況を踏まえると、外国企業にとって、その市場の旨みを獲得するには
まだまだ多くのハードルがあることを認識しておく必要があります。

初めまして。

税理士法人 名南経営の近藤です。

今回は第1回目ですので、簡単に経歴紹介をさせて頂きます。

1999年に佐藤澄男会計事務所(現 税理士法人 名南経営)に入社し、
主に医療機関のクライアントの会計・税務の担当をさせて頂いておりました。

2007年に上海名南企業管理諮詢有限公司(現 上海納克名南企業管理諮詢有限公司)に
出向し、日系企業の中国進出、進出後の現地における会計・税務のコンサルティングに
従事しております。

2012年4月からは、半分中国に滞在、残り半分は日本(東京メイン)にて
海外に進出される企業の日本本社への会計・税務コンサルティングに
従事することとなりました。

結果、タイトルにある上海・東京・弊社の本社である名古屋を回る税理士となり、
最近はどの拠点に顔を出しても「久しぶり~」という挨拶を交わすようになっています。

現在の業務は「中国現地法人の会計・税務コンサルティング」と
「海外進出する日本本社の会計・税務コンサルティング」の2本立てです。

今後、現地・現場ならではの情報を発信していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。




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